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丸井グループがめざす"人の成長"と"DX"の推進

丸井グループの特徴の1つとして、「職種変更」があります。 
就活生の皆さんも、説明会やインターン中で何度も耳にしており、実際先輩がどのようなキャリアを経験しているのか・・・気になっているのではないでしょうか?

実は、著者も今年の10月からM&Cシステム(システム子会社)の業務企画部へ異動となりました。
それまでは丸井グループのIR担当(決算や投資家対応をする部署)に所属していたので、まさに「職種変更」を直近で経験した社員の1人です!
自分で言うのも少し気恥ずかしいですが、丸井グループならではの"様々な業種を経験するキャリア"を突き進んでおります!(実はこれでグループ会社4社目なんですよね笑)
 
そして、晴れて流行の最先端とも言える「DX人材」の仲間入りを果たした著者。
M&Cシステムに入ってみて気づいたのですが、正直、丸井グループの「DX」への取組みは凄いです!!
ですので、今回の記事では、皆さまにぜひ丸井グループの「DXの取組み」をご紹介したいなと思います~

そもそもDXって何?

DXとは、Digital Transformation(デジタルによる変容)の略語です。
経済産業省が出している「DX推進ガイドライン」(2018)では、次のように定義されています。

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズをもとに、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」

何やら堅い言葉が並んでいますが、ざっくり言うと、デジタルの力を使ってビジネスモデルを変革し、ライバルに勝ちにいくということです!
そう、DXに取り組む一番の目的は「企業の成長」なのです。

丸井グループが取り組んでいるDXって?

DXと聞くと、データやデジタル技術を駆使した壮大なプロジェクトをイメージされるかもしれません。
もちろん、そのイメージは間違っていません。
実際に丸井グループでも、デジタルを活用しながら社内の様々な部署を巻き込み、お客さまの体験価値が変わるようなサービスが生まれています。

そうしたサービスの一例が、「応援投資(社債)」です。
そもそも社債とは、会社が資金調達を目的として投資家向けに発行する債券のこと。
従来の社債は証券会社を通して販売されてきました。
しかし近年、ブロックチェーン技術(※1)を活用したデジタル債の登場により、丸井グループのように証券会社ではない事業会社が直接お客さまに社債を販売できるようになりました!
丸井グループも、「応援投資」として、エポスカード会員さま向けにデジタル債を販売しています。
実はこのように金融機関以外が直接お客さまへ社債を発行するのは、丸井グループが国内で初めて!

デジタル債には、「少額から投資できる」「利息をポイントなど金銭以外のかたちで受け取れる」などの特徴があります。
この特徴を生かしてお客さまへの投資のハードルを下げたことで、お申込者の年代構成は30代以下が38%となり、若年層にも応援投資の輪が広がりました!

(※1)ブロックチェーン技術
インターネット上で複数のコンピュータが、すべての取引記録をお互いに監視しながら情報を共有することで、取引記録の不正を防ぐことができる仕組み

▼応援投資について詳しく知りたい人はこちらをチェック!
5分でわかる!デジタル債とは? 

しかし、こうしたDXの事例を生み出すためには、社員一人ひとりがDXの必要性を理解したり、一定のデジタルスキルを身につけたりといった、組織全体としてデジタルを活用しやすい風土を社内に醸成していくことが不可欠です!

そのための丸井グループの特徴的な取り組みが、「DX研修」です!

DX研修って?

丸井グループでは、全社員のうち手挙げで応募した人を対象に、「DX研修」という取り組みを行っています。
DX研修では、デジタルツールを駆使して、身近な業務を自動化・効率化するスキルを習得することができます。
「デジタルを活用しやすい風土を社内に醸成していくことが大切とはいうものの、そんなにスキルも身につけてないし......」と不安に思った方も安心してください!
難しいプログラムコードを書かずにアプリやシステムを実装できるローコードツールを使用するので、ITスキルに自信がない初心者でも取り組みやすい内容となっています。
これまでに社内で作成されたローコードアプリは約130件にのぼります!

ここで、実際にDX研修に参加した先輩社員の声をご紹介します!

草加マルイ営業担当 Aさん

お店で使用されたクーポン枚数の自動集計と、定期配信メールを自動送信する仕組みを作りました。今回、DX研修に参加したことをきっかけに、デジタルの力で業務効率化をはかる視点を持つようになったので、ITパスポートの資格取得の勉強を始めました。上司も、挑戦してくださいと背中を押してくださっています!

丸井 EC事業部 Bさん

お取引先さまからメールで送られてくる商品を区別する番号を毎週エクセルへ手入力しており、年換算で50時間の業務時間が発生していたので、エクセル入力を自動化する仕組みを作りました。部署内には他にも改善余地のある業務がたくさんあるので、どうすればデジタルの力で効率化できるか、模索中です!

そしてそれだけではなく、次のアクションにも取り組もうとされています!

このようにDX研修に参加することで、社員一人ひとりがDXに取り組むモチベーションを高めることができます。
個人の小さな取り組みが、ひいては社内全体にDXの輪を広げることにもつながるのです!

~なぜ丸井GがDX人材の育成の取組みを本気で進めているのか?~

さて、丸井GのDXの自慢は、限られた人だけではなくて、お店や本社の社員のだれもが手挙げで参加をすることができる「DX研修」があり、どの社員でもDXを活用した業務改善に取り組める環境がある!ことです!とここまでお伝えしてきたのですが・・・・

ここまで読んで、気になってきたことがあるのではないでしょうか?

『なぜ、丸井グループはDX人材の育成や風土づくり に本気で取り組んでいるのか・・?』

こちらの質問に一言でお答えすると、『人の成長』
そして、そこから生まれる『将来の利益』のためです。

丸井グループは人的資本投資と呼ばれる、『人の成長』への投資にお金や時間をかけて取り組んでいます。(その証拠に、ミッションには人の成長=企業の成長とありますよね!)

丸井グループの共創理念体系 

「人的資本投資」なので、リターンがあると見込んでいるから企業として取り組んでいるのですが・・・そのリターンは、私たちが将来生み出す、新しいビジネスやサービス・そしてそこから生まれる「利益」です。

本気で経営陣一同「人の成長」が未来の利益となるという事を本気で信じています!
上記でお伝えした『DX人材の育成』でも多くの社員が参加できるようにするには、研修の準備をはじめ、時間もお金もかかりますが、その分将来のリターンにもつながると考え
るからこそ実現できている取組みです!

(ちなみに、自分が経験した職種間異動も「人の成長」の一環なので、同じく「人への投資」に含まれます!!)

人こそが大事と、考えている企業は多くありますが、「投資」とまで位置付けて、私たちのような「社員の成長」を応援してくれる会社はなかなかないのではないでしょうか・・・?

著者も突然の異動、それもシステム会社への異動ということで大変驚きましたが、
これも自分の成長、そして丸井グループの成長のためと思って、新しい業務習得に臨んでいます!(ちなみにM&Cは異動後の研修が3か月もありますので、とても安心ですよ!)
せっかくITの分野に来たので、DXの実現にも貢献しないとなと思っています!

最後に

~丸井グループがDX銘柄に選ばれました~

このようにDX推進に全社を挙げて取り組んでいることや応援投資などの好事例が評価され、丸井グループは、経済産業省と東京証券取引所が主催する「デジタルトランスフォーメーション銘柄2023」において『DX銘柄』に選定されました!(すごい!)
これからも丸井グループは、DX人材の育成を含めた、DX推進に全力で取り組んでいきます!

再来年以降は、読者の皆さんもその片翼を担っているかもしれませんね?笑
是非、志望動機に"DX推進"への思いとアイデアを書いてみるのはいかがでしょうか・・・?

ニュースリリース「丸井グループが『DX銘柄』に選定」

記事作成者 林先生
記事作成者 林先生

記事を書いてみて
DXもそうですが、新しい分野を学ぶのって大変に感じませんか?職種間変更がきっかけではありますが、新しいITの世界に飛び込んでみて難しさと面白さの両方を日々感じています。丸井Gでは、新しい分野を学ぶ環境はたくさんあるので、ぜひ読者の皆さんにもインターンや説明会などで知ってもらいたいですね~!"私はシステム興味ないんだよな~"(自分もそうでしたが・・・)という人も是非この記事をきっかけに"DX"に触れてみてくださいね! きっと意外な面白さを感じてもらえるはずです!
記事作成者 マヒコ
記事作成者 マヒコ

記事を書いてみて
私も入社後の新社員研修で、ノーコードアプリの開発やローコードツールの実装について学びました。そして現在は、M&Cシステムのデータアナリティクス部という、まさに丸井グループの「DX」をデータの側面から推進する部署におります。入社前はまさか自分がこんなに「DX」漬けの働き方をするとは思ってもみませんでしたが、おかげさまで業務の幅が広がったと感じます。「マルイ」と「DX」は、就活生のみなさんにはあまりイメージがなかったかもしれません。これからもマルイの意外な一面を探してみてくださいね!

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