カルチャー

男性の育休・産休取得の実態に密着!

丸井グループには、社員一人ひとりが自分らしく働くために、ライフステージに合わせて様々な制度があります。 

今回の記事は、そんな数ある制度の中でも「出産休暇(以下「産休」)産休」と「育児休暇(以下「育休」)」がテーマです。 

特に"男性"の産休や育休取得の実態に迫りたいと思います!! 

今回の記事であえて女性ではなく、"男性"の産休や育休に着目した理由は、丸井グループは男性の産休や育休取得に力を入れているためです。 

丸井グループは性別による役割分担意識への問題意識から、男性がパートナーの出産後に1カ月以上の育休を取得することを推進しています💡 

では早速、丸井グループの育休や育休取得の実態に迫ってみたいと思います! 

性別役割分担って??
「男性は仕事・女性は家庭」などのように男性・女性という性別を理由にして役割を分ける考え方のこと。

社員が使用できる育休・産休制度

まず、妊娠~出産~育児の過程でどんな制度があるのかをご紹介します。 

これらの制度のうち、パートナーの出産にあたり男性が使用できる制度は以下の2つです。 

「パートナーの出産休暇(有給)」:原則出産に伴う入院等の日から出産後14日以内で出産1回につき2日前後取得可能 
「育児休暇」:3歳未満の子どもがいる場合に取得可能 

このようにパートナーの出産や子どもの育児をサポートできる制度は存在するものの、社員が実際にそれらの制度を使っていなかったら全く意味がないですよね。 

続いて丸井グループの男性育休・産休取得率の実績データを見ていきたいと思います。 

男性の育休取得率は2017年度からずっと100%を継続しています✨ 

また、2023年度の男性の産休取得率は、2022年度の78%から伸び、97%となんと25年度の目標としていた95%を上回って目標達成という形になりました。 

2023年7月に厚生労働省が発表した「令和5年度男性の育児休業等取得率の公表状況調査」の結果によると、従業員1,000人超企業の男性育休等取得率平均は46.2%。 

世の中の水準と比較しても高い数字です。 

ただし... 

1か月以上育休取得率のデータを見ると、2023年実績で52%... 

2022年度実績の22%からは大きく伸びた結果となりましたが、今後対応すべき課題ですね。 

丸井グループとしては、1か月以上育休取得率を2025年に70%にすることを目標としているので、推移を見守りたいと思います...! 

育休取得社員にインタビュー!

男性育休や産休のイメージを更に持っていただくために、今回はパートナーの出産を機に育休を取得した社員に育休取得時の心境などをインタビューしました! 

Q1 取得した期間と理由を教えてください!  
2022年3月に誕生、5日後に育休を3週間取得し、復職しました!
取得した理由は、友人から、「新生児の成長はあっという間だった」ということを聞いて、我が子の成長をパートナーと一緒に楽しみながら、私自身も育児をしたいと思い、予定日がわかったころからパートナーと相談していました。
また、病院の方からは「出産は交通事故と同じくらいの衝撃が体に残り、1カ月ぐらいは母親の体調が戻るのにかかる」と言われていたので、パートナーのサポートをしつつ、私自身も育児をするために、出産後すぐ1カ月ほど育休を取得しようと決めました。 
Q2 当時のお仕事内容について教えてください! 
当時はららテラス武蔵小杉店にあったメルカリステーションで勤務していました。仕事内容はフリマアプリ「メルカリ」の使い方を教える教室の実施や相談、またメルカリ教室のオンライン配信も担当していました。
勤務体制はシフト制で、総人数は6人と少数精鋭でした。 
Q3 少数精鋭だったということですが、「取りづらさ」や「不安」はありましたか? 
そうなんです...私が育休に入ることで、「運営体制が厳しくなってしまうのではないか?」とか、「申請しても場合によっては許可されないのではないか?」という不安がありました。
しかしながら、ショップ長に相談したところ、「育休を取って、子育てはパートナーと一緒やった方が良いよ!」と背中を押してくれ、本部に相談してくれました。当時のショップは人員が少なかったので、人員に余裕のある新宿のメルカリステーションに異動したうえで育休をとることになりました。
異動といっても、勤務地が変わるだけで業務内容や責任の大きさは変わらないので、周囲に負担をかけずに育休をとるために調整をしてくれた本部、そして快く送り出してくれた同僚にはとても感謝しています。
また、実は出産が予定日からずれてしまい、出勤日に重なってしまったのですが、ショップ長に相談したところ、チームの皆さんから「早く行ってあげて!」とやさしい言葉をいただき、出産に立ち会うことができました!!引継ぎに関しては、普段から特定の人しかできない業務をつくらないようにし、チームやお店を超えた組織単位で統一の運用をしていたので、不安なくスムーズにできました 

Q4 最後に、育休を取得してみての感想を教えてください! 
復帰時の心境としては「1ヶ月じゃ足りない!」というのが本音です。新生児期間の1ヶ月で大丈夫と思っていましたが、全然足りませんでした。経験して思ったのはできれば長期で取ることをおススメします!
とは言っても、育休を取ることができた丸井グループの組織風土に感謝をし、復帰後はしっかりと会社に利益貢献をしようという仕事へのモチベーションも高かったです!復帰後も職場の温かいサポートがあり、安心して働くことができました。所属長やチームの仲間から「何かあったらすぐ言ってね」など気にかけてくださりとても感謝しています。
実際にパートナーがダウンしてしまった際は早退させてもらい育児と看病をすることができました。子供の病気などの突発的なトラブルなどにも周りがいつでもフォローできる体制がとれていると思います。グループ全体で育児に対する理解度も高いので、ライフプラン設計が立てやすいです! 

なんと...パートナーの方の声も聞くことができました!! 

Q1 お二人で育休を取得して良かったと思うことは何ですか? 
初めてのことばかりで何もかも不安だったので、全部二人で一緒に行うことで精神的にも体力的にもとても救われました。 産後、何回か体調を崩してしまい寝込んだ時に一緒に育児をしていたので、すべてをお願いすることができて安心して休めました。 貴重な新生児期間を毎日一緒に過ごすことで、子供の成長を二人で見届ける事ができてうれしかったです。 
Q2 夫婦で一緒に育児をしたことは、今後の育児や仕事にどのように活きていると感じますか? 
新生児期間から育休を取得したことで、育児に対してわからない部分が少なくなり、積極的に育児をしてくれています。 また、以前より仕事へのモチベーションも高くなっていると感じることも多く、仕事とプライベートの切替がうまくできていると思います。 

まとめ

皆さんいかがでしたでしょうか? 

丸井グループは育休などの制度が充実しているだけでなく、それを実際に利用する環境や風土が整っていることが大きな魅力です。 

また、今回は育休にフォーカスしましたが、短時間勤務の社員がいることは丸井グループにとっては当たり前です。 

プライベートが充実すると、仕事のモチベーションアップに繋がり、最終的には生産性アップに繋がるのだと、今回の記事を書きながら我々も改めて実感しました。 

記事作成者
記事作成者

ナンシー

記事を書いてみて
今回は男性の育休と産休をテーマに取り上げました。「仕事」・「プライベート」にどれ位の時間を割きたいかに関する価値観は本当に人それぞれだと思います。会社で働く5000名弱の社員がもつ多様な価値観がどんなものであれサポートできるように、選択肢を広げていくこと。また、その選択肢が選択しにくい環境を作らないことが会社(我々)の使命だと改めて思いました💡
記事作成者
記事作成者

かんちゃん

記事を書いてみて
私の部署でも育休を取得しており、4月から復職された方、短時間勤務をされている方、介護をされている方など、人それぞれ多様な働き方をしています。 そして、多様な働き方に対して、例えば短時間勤務の方々に配慮した会議時間の設定など、職場全体が受け入れ、応援する体制があると実感しています。 そんな丸井グループの風土がこの記事で少しでも伝わっていたら嬉しいです!

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