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共創・フィンテックと掛け合わせた私たち独自のお店の姿

就活生の皆さん、こんにちは! ニュースチームの林先生とかじやんです~!今回のテーマは「丸井のお店」です!
「丸井」といえば、お店や小売業っていうイメージが強いのかなと思うのだけど・・・丸井グループって実は入社してみるとそんなことないんだよね笑 

そうですよね~フィンテックやらサステナや共創投資など、「小売」から飛び出していろんなことをやっている会社です。私も実はお店は半年しかいたことがなくて、今までフィンテックの業務を担当してきたので、実は「お店」ってあまり知らないかもです。 

あ、ほんとに??それはもったいない。丸井のお店は戦前から積み上げてきた長い歴史があって、常に「時代の先駆け」的なビジネスをやってたんだよ・・・・! 

これまでの変遷

特に・・・戦後の復興の時代に「割賦(今でいう分割払い。当時は現金だけど)の発明のおかげで、手元の資金がない多くの人たちが早く、良質な家具を手にすることができた話とかは、の「三方良しのビジネス」すぎて・・・今聞いてもビジネス創造のお手本みたいな話だよね・・・他にも・・・・  

※三方良し→お客様・企業・取引先の3者にとってメリットがあること 

林さん、このペースで書いていくと、また長文になって編集長に怒られますよー! 

は!つい話に熱が・・・・(気になる方は・・・を読んでね。) 
  つまりお伝えしたい大切なことは、 「どの時代でも求められている物に合わせて変化している」 ということなんですよね!

そうですよね!フィンテックだって、さっき林先生のお話にあった「割賦」の発明から始まってクレカに代わって、今のエポスカードにつながっていますし、家具屋からファッションのお店へ変化しているのも、ライフスタイルや生活が変わっていて、そのニーズに応えているからですもんね! 

そうそう!! それで、今はどうかっていうと、昔と比べて「モノを買わなくなった」時代っていうのはよく言われているんだけど、、、

確かに。私も、お店よりECとかのほうが便利で使っているかもしれないです・・・そもそもお買い物もあまり行かないかも 

そうだよね。そんな「モノを買わない」時代に合わせて、丸井が2014年から今にかけて取り組んでいるのが、「SC化」なんです! 

SC化(定借化)とマルイならではの強み

SCってショッピングセンターの略ですか? 

そうだね!わかりやすくいうと、ものを売るビジネス(百貨店)から場所を貸すビジネス(不動産)になったということなんだよね・・・! 

え!?百貨店やめてしまったんですか?? 周りにもたくさんショッピングセンターはあると思うんですけど、大丈夫なんですか・・・?

さすが目の付け所がよきですね・・・確かに、そのままでほかの企業さんに負けてしまいます。そのために他社に負けない強みを持つために、私たちが目指したお店の姿が「売らないお店」なのです! 

百貨店からSCへ転換って大変そうなんですけど・・・どんなことをやっていたんですか?

一番大変なのは、テナントさんとの契約だったと聞いているよ。全店1つずつのテナントさんと相談するわけだし、すごく大変そうだよね。
他にも、SC化を目指すうえで、お客さまの対話を繰り返して改善を進めてたんだけど、例えば導入階(エントランスがあるフロア)のお店を、高単価なものから、飲食テナントなどに切り替えることや、売場を減らしてあえてベンチなどの休憩するスペースを設置する、当時の中では新しい取組をすすめていたんだよね。
その後、SC化が進んでいく中で、デジタルの世界が主流だったD2Cのリアル出店を数々実現したり、アニメコンテンツのテナントの入店やイベント開催も、この頃から進めてきたんだよ。

D2Cのリアル出店は、フィンテックとか、共創投資があったからできたんでしょね!BASEさんなどとお店で取り組めるのは、丸井G独自のモデルがあるからですね!

※D2C:企業や製造者が消費者に対して直接取引を行うビジネスモデル。
※BASE㈱:加盟店とそのファンの皆さまのコミュニティ支援に取り組み、個人やスモールチームをエンパワーする企業。丸井グループとはリアル店舗出店だけでなく、コラボレーションカードの発行など、さまざまな形で共創を加速させている。) 

そうだねー!!共創投資で出資した会社がフィンテック・小売に利益貢献しているのは最近の丸井Gならではの特徴だよね!まさに丸井グループの「三位一体の経営」の例になるんじゃないかな! 

ただ、「売らないお店」を打ち立てて、丸井のお店が目指す方向性が決まってきたんだけど、1つ大きな転換点がありました。
皆さんもおなじみの「コロナウイルス」による影響です。それで、一時はお客さまも減ってしまって大変だったんだけど・・・紆余曲折を経て今。
アニメイベントや好きを応援するイベントなどに支えられて、入店客数も順調に復活しています!✨
他にも「体験価値にこだわった」イベントやテナントというのもマルイとしての大きな特徴になっていて、例えばこんな感じ! 

たしかにただ飲食テナントを展開するだけじゃなくって、サステナブルという価値にこだわっていたりと、丸井グループのインパクトにもつながっている部分がたくさんありますよね! 
縁側メンバーの新宿マルイで働いている新入社員の村松さんにもお話聞いてみましたよ! 

実際に入社して働いてみてからも、他の商業施設と比べて独自の価値を提供していることを実感してるんだね! 

これからのマルイ

そして今回、5月に行われた「株主総会」でさらに私たちのリアル店舗が目指す姿が発表されたんだよね! 

見ました!ついに5個目の項目が埋まりましたね...!でもイベントの事業化って具体的にどういうことなんでしょうか? 

これまで自主売り場やプライベートブランドの販売で接客技術を磨いてきた社員が多くいるという強みを活かして、マルイの店舗だけでなく、全国の提携施設でイベントの拡大を図っていくよ!
イベントは高い集客力でテナントとしての収益が上がるだけじゃなくって、「好き」を応援するカードの会員数も伸ばしていくことができるんだよね! 

なるほど!ここでもリアル店舗に留まらず、フィンテックとの掛け合わせで相乗効果が生まれているんですね! 

そうだね!あと、提携施設も含めたイベントを拡大していくことで、推し活の地方格差の解消にもつながっていたりするんだよ! 

自分の会社にとってのメリットだけじゃなくって、お客さまのメリットにもなる。まさに「お客さまのお役に立つために進化し続ける」丸井ならではですね✨ 

まとめ

いかがでしたか?今回は小売としてのマルイにフォーカスを当てながら見てきましたが、フィンテックや共創との掛け合わせで行われてきた事例もたくさんありましたね! 丸井ならではの強みが伝わっていたら嬉しいです! 

れまでマルイがどう変化してきて、今のマルイになったかであったり、独自の強みがなにか、私自身もとっても勉強になりました! 
小売としてのマルイに関心を持ってくださっているかたも、そうでないかたにも参考になれば幸いです! 

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